ワーママの年収500万は無理じゃない|216万から500万に届くまでの7年のリアル

ワーママの年収216万円から526万円へ。時短5年からフルタイム転職までの記録。源泉徴収票7年分を公開

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家事育児しながら年収500万って、現実的に無理じゃない?

そもそも私の年収って、みんなと比べてどうなんだろう…

みいこ

正直、同じような境遇の人の年収って気になりますよね

ワーママの年収500万は、可能です。でも楽に得られるものでもありませんでした。今年の私の年収は約526万円。1〜7月は給与明細の実測、8月以降は確定済みの基本給ベースの数字です(内訳は後述)。

ITキャリアのスタートは2019年・25歳。ホームセンター店員から、年収を下げて月給18万円(年収216万円)のSESに未経験転職しました。時短勤務で283万円、産休育休で202万円まで凹んで、2026年の転職でようやく500万円を超えました

この記事では、結婚〜出産〜転職を経てどのように年収が変化してきたかの記録を詳細な数字とともに解説します。

この記事でわかること
  • ワーママの年収216万→526万までの実数の推移(産育休の凹みを含む)
  • 年収を動かした要因の分解(昇給・転職・市場価値)
  • 500万を超えて生活が変わったこと・変わらなかったこと

「子どもを育てながら高収入を狙うのは大変そう」
「家族との時間も大切だけど、キャリアも諦めたくない!」
「ワーママで年収500万ってどんな仕事してるの?」

こんなふうに感じる方は、ぜひ最後まで読んでご自身のキャリアの参考にしてください。

目次

ワーママの年収はどのくらい?

当ブログでワーママ100人にアンケートを取ったとき、ワーママの平均年収は約300万円でした(女性労働者全体の平均は約314万円)。つまり年収500万円は、平均を大きく超える水準と言えます。

▶アンケートの詳細はこちら:【100人に聞いた】ワーママの年収の平均は約300万円|キャリアと年収・リアルな生活

でも「平均より上だから無理」ではなく、「どうしたら年収500万円が可能なのか?」を考えたいですよね。

ここから私の体験・実際の数字を解説していきます。

私の年収遍歴、全部見せます(2019〜2026)

時期状況年収
〜2018年ホームセンター店員(月給20万円・賞与8万円)約248万円
2019年結婚・年収を下げて、未経験からSESへ転職(25歳・月給18万円)216万円
2020年入社1年半で1人目の産休・育休へ
2021年4月復帰=ワーママ生活スタート(第一子0歳8ヶ月)。時給制に切り替わり1,100円に。時短勤務6h
〜2023年昇給を重ねて時給1,650円。時短勤務6h283万円
2024年7月に時給1,770円へ昇給→8月から2人目の産休・育休226万円
2025年4月に復帰(時短6時間)→7月の改定でフルタイム換算32.6万円相当に(実質単価17.5%アップ)→12月末で退職202万円
2026年1月有休消化(退職金は中退共から32.5万円)
2026年2月転職(大手メーカー系・フルタイム)月給29.9万円スタート
2026年4月入社3ヶ月で昇給(春闘ベア)月給31.7万円+賞与
2026年(通年)1〜7月実測+8月以降見込み⭐️約526万円

現職の年収を計算するとこうなります。計算式の内訳↓(読み飛ばしてOKです😂)

【2026年=今年の実額】
現職の給与(2〜12月)=3,284,400円(2月は半月分・5月から昇給後の月給317,000円)
+前職の給与2ヶ月分=520,809円(1月支給262,975円=12月勤務分、2月支給257,834円=1月の有休消化分)
+6月賞与=額面455,875円(賞与383,875円+前払い退職金72,000円/手取り370,177円)。入社4ヶ月で算定期間が短く、基本給の1.21ヶ月分に減額
+12月賞与=約100万円の見込み(今年の支給水準から算出)
年収 約526万円

【参考:この給与テーブルでフルに1年働いた場合】
月給317,000円×12ヶ月=約380万円
+賞与(今年の支給水準で計算)=約200万円
年収約580万円ペース
(ほかに福利厚生ポイント年10万円分・交通費全額支給)

注釈を3つ。①8月以降の給与は「見込み」です。ただ、私は保育園のお迎えがあって残業がほぼできません(残業代は1分単位で全額出る会社です。私が残業できないだけ😂)。

つまり収入の費目は基本給と交通費くらいしかなく、退職しない限り約526万円はほぼ確定。むしろこれは残業ゼロ・定時ダッシュ前提の「下限」の数字です。

②賞与の月数は毎年の業績・春闘で変わります。12月賞与が確定したら、この記事に実額を追記します。なお2月の前職分(257,834円)は、手取り210,654円と社会保険料の実績から逆算した額面です(退職後の明細が郵送で手元にないため)。③転職時に7年勤めた前職の退職金(中退共)32.5万円が出ましたが、年収には含めていません。

みいこ

それでも、時短時代の283万円から見ると年収は約1.8倍。7年前の216万円の私に見せたら泣くと思います。笑

【ワーママのリアル】産休育休で年収はしっかり凹みます

表の2023〜2025年を見てください。283万→226万→202万。産休育休を挟むと、給与所得としての年収はここまで下がります(育児休業給付金は年収の数字には入りません)。

「ワーママの年収が低い」のは能力の問題ではなくて、ライフイベントで働ける時間が物理的に削られる構造の問題です。私も2025年時点の源泉徴収票だけ見たら「年収202万のワーママ」でした。でもその翌年には526万円になっている。凹みは一時的、キャリアは線でつながっています。もしあのとき辞めていたら、線は切れてしまったはずです。

何が年収を動かしたのか?要因を分解する

①社内の昇給:時給は1.7倍になった。でも283万円止まりだった

前職は、時短にすると月給制から時給計算に変わる会社でした。勤怠は15分単位で管理され、「フルタイムなら月◯万円」という金額をもとに、実際に働いた時間で給与が決まります。復帰後は時給1,100円からの再スタート。そこから昇給を重ねて時給1,650円→1,770円、最後は2025年7月の改定でフルタイム換算32.6万円相当の水準まで上がりました。

この改定で1時間あたりの実質単価は1,850円→2,173円と17.5%上がっています。昇給が頭打ちだったわけではなく、辞める半年前にも上げているんです。ただし給与は勤怠にもとづく時間計算なので、時短6時間だと実際の振込は26〜28万円台。それでも年収283万円が天井でした

それでも時短勤務の年収は最高で283万円。フルタイム換算でも約416万円(月給×12+決算賞与20〜30万円)です。そして時短のまま500万円に届くには、時給を3,800円台まで上げる必要がありました。年+270円ほどの昇給ペースだと、あと6〜7年かかる計算です。

みいこ

時短勤務時代、昇給のためにやっていたことはこちらの記事にまとめています

時短勤務は評価されない/昇給できない?昇給4回・給料50%UP時にやった3つのこと

②転職:最も効果的だった

年収を圧倒的に動かしたのは、転職です。時短勤務5年で市場価値に自信がなかった私でも、「経験職種のまま・働きやすさと年収の両方」で転職できました。具体的には、大手メーカー系子会社にフルタイム・月給29.9万円スタートの条件です(3ヶ月後に31.7万円へ昇給)。SES7年の経験が、発注側の会社でも評価してもらえました。

ただ正直に言うと、月給だけ見ると下がっています。前職のフルタイム換算32.6万円に対して、現職は31.7万円。マイナス9,000円です。

それでも年収が大きく増えたのは、賞与があるかないかでした。前職は賞与の規定そのものがなく、業績次第の決算賞与が毎年20〜30万円ほど。現職には賞与制度があり、今年は年間で5ヶ月を超える水準でした(月数は毎年の業績と労使交渉で決まるので、来年も同じとは限りませんが)。

転職先を月給だけで比べていたら、この転職はしていませんでした。求人票で見るべきは「月給×12+賞与の月数」です。

▼転職活動の実録記事一覧

【年収170万円アップ】リアルミーキャリア体験談

時短からフルタイムに切り替えて100日の記録

【体験談】30代ワーママでも転職成功できる!中小企業から大手系列へ転職できた話

▶SES時代の年収が上がらなかった理由解説:未経験からSESで女性エンジニアになった私の体験談

③転職活動を「やめずに続けていた」こと

「年収を上げるなら転職が一番効果的」。これはずっと思っていました。とはいえ時短で必死な時期は動けません。私が転職活動を再開できたのは、第一子が1歳になって少し気持ちに余裕が出たタイミングでした。強い決意ではなく「そろそろ動けるかも」くらいの感覚です。

そこからはリアルミーキャリア(2回目)・JACリクルートメント・ビズリーチに登録して、「転職活動をしている状態」を維持し続けました。すぐ決めるつもりはなく、スカウトを眺めながら市場を見ている感じです。

そして今の会社が決まったのは、偶然でした。ビズリーチのスカウトメールに大手メーカー系の社名を見つけて、「有名企業じゃん」くらいの気持ちで話を聞きに行ったのがきっかけです。

戦略的に狙って射止めたわけではありません。でも登録していなければ、そのスカウトは届いていない。続けていたから偶然を拾えたというのが実感です。

▶32歳で転職活動したとき登録していたサービスの体験談:リアルミーキャリアを2回使った本音レビューJACリクルートメントはワーママ登録拒否?ビズリーチって実際どう?30代女性が使ってみたら

ちなみに市場価値診断(想定年収696万円と出ました)を受けたのは転職した後です。もっと早く数字を見ておけば、時短のあいだ「私はこれが限界」と思い込んでいた時間を短くできたかもしれません。▶【診断だけOK】市場価値696万は怪しい?ミイダスに登録した結果

年収500万を超えて、生活はどう変わった?

  • 子どもの習い事を始めた(スイミング・月1万円)。「月1万の固定費」を決断
  • 特別費の積立を増やした(家電の買い替え・帰省・急な出費に怯えなくなった)
  • ネイルを始めた。自分へのご褒美が数年ぶりに復活

逆に言うと、変わったのは「この3つ+心の余裕」くらいです。500万で贅沢し放題になるわけではない。ただ、「お金を理由に諦める場面」が確実に減りました。個人的には、金額そのものより「転職でキャリアを動かせる」という自信のほうが大きな資産です。

これから年収500万を目指す人へ:現実的なロードマップ

年収を上げる順番(私の実感)
  1. 現在地を知るワーママの年収相場と自分の位置を確認
  2. 市場価値を測る診断だけでもOK。「今より上があるか」を数字で見る
  3. 社内の伸びしろを確認:就業規則と昇給の仕組み。あと何年で目標に届く?
  4. 届かないなら、経験を活かして転職:未経験転身より経験職のままの転職が、ワーママには年収も働きやすさも取りやすい

さらに上(600万〜)を狙うなら『ビズリーチを使った体験談JACリクルートメントの体験談』も参考にどうぞ。

よくある質問

Q. 時短勤務のままで年収500万はいける?

会社の給与水準によりますが、私は時短で283万円でした。私のケースでは「フルタイムに戻せる生活環境を先に作る→フルタイム前提で転職」の順で500万を超える給与水準になりました。時短→フルタイム切替のリアルは『フルタイム共働きは無理?時短から切替後100日たって気づいた4つのこと』で解説しています。

Q. 産育休で年収が下がるのが不安です

下がります(私は283万→202万)。ただそれは一時的な数字で、キャリアの評価額(市場価値)まで下がるわけではないというのが、復帰後すぐ転職した私の実感です。不安なときこそ、休む前に市場価値を数字で見ておくと心の支えになります。

Q. 500万あれば足りますか?

正直、「足りて余る」わけではないです(子ども2人・地方都市・持ち家中古マンションの体感)。ただ「お金を理由に選択肢を捨てる場面」は確実に減ります。世帯で考えるなら、パートナーの収入と合わせた設計が現実的です。

私が登録していた転職サービス3つ

「転職活動を続けている状態」を作るために使っていたものです。すぐ転職する気がなくても、登録だけしておくと市場が見えます。私の場合、ここから届いたスカウトが今の会社につながりました。

① リアルミーキャリア|時短勤務の求人を探すなら

時短・フレックス等柔軟な働き方の正社員求人に特化したワーママ向けエージェント。私は2回利用して、1回目の転職で年収170万円アップしました。「時短のまま転職できるのか」を知りたい方に。

▶体験談:【年収170万円アップ】リアルミーキャリア体験談2回使った本音レビュー

リアルミーキャリアを見てみる
② JACリクルートメント|年収を上げたいなら

ハイクラス向けと言われますが、年収400万円以下だった私でも登録できました。書類も通過。「自分には早い」と思っている人ほど、一度試す価値があります。

▶体験談:JACリクルートメントはワーママ登録拒否?年収400万以下で登録した記録

JACリクルートメントを見てみる
③ ビズリーチ|スカウトを待つなら

登録しておくとスカウトが届くタイプ。今の会社は、ここに届いたスカウトメールがきっかけでした。「有名企業じゃん」くらいの気持ちで話を聞きに行ったら決まった、というのが正直なところです。意外と堅実な年収400万円〜 のスカウトもたくさん届きます

ビズリーチの体験談を読む

▶もっと選択肢を見たい方は【時短勤務で正社員】子育て中のママにおすすめの転職エージェント4選もどうぞ。

まとめ:凹んでも、キャリアは連続している

  • ワーママの年収500万は「平均よりだいぶ上」。でもルート次第で届く
  • 産育休の凹み(私は283万→202万)は構造の問題。キャリアダウンではない
  • 年収を動かす最大のレバーは転職。昇給で時給は1.7倍になっても、時短の年収は283万円だった
  • 順番は「現在地→市場価値→社内の伸びしろ→経験を活かす転職」。そして転職活動は「続けている状態」にしておくと、チャンスを拾える可能性がある

最後に。もし2019年の、年収216万円だった私に声をかけられるなら、こう言います。

「500万で足りるわけでもないけど、あんたのその『やれることは頑張る』はずっと続けてくと良いよ。仕事人として成長したら、いいことあるよ」

いま年収が凹んでいる人も、実はキャリアは続いています。この記録が、次の一歩の材料になればうれしいです。

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