はーっ 今日も仕事途中だけど、保育園お迎えに夜ご飯の支度に…
何だかしんどくなってきちゃった…転職とか、してみようかなあ
お仕事に主婦業に、本当にお疲れ様です! 転職したら楽になれるのか考えちゃいますよね
でも不安もあって…
ワーママでも転職できるの? とか、もっと悪い環境になったらどうしよう、とか色々考えますよね
この記事では、ワーママだからこそ考えたい「転職しない方がいいケース」と「悩み」についてお話ししていきます。
転職しない方がいいケース
今の仕事や生活で辛いことがあると、転職すれば全てが解決するような気がしませんか。
でも、以下のような理由で転職を考えているなら慎重になった方がいいかもしれません。
- 人間関係がしんどい
- 給料が足りないと感じる
- 仕事にやりがいを感じない
- なんとなく転職したい
人間関係がしんどい
以下のようなことは職場でよく起こりますし、私も病みました。
- 上司のあたりがきつい(もはやイジメ)
- 先輩がいつも嫌味っぽい
- めんどくさい同僚がいる
もしもあなたが今こういう状況なら、毎日憂うつになりますよね。
ただ、意外と転職しても似たような状況に陥ってしまった、という方も多いのが人間関係のお悩み。
もちろん、離れた方がいい人も中にはいますが、自分の受け取り方に癖があったり、自分の態度で変えていけるのも人間関係です。
まずは自分でできることはないか?という視点で心理学系のYoutubeを視たり書籍を読んだりして勉強してみるのがおすすめです。
人のことが気になりすぎてしまう方にはコレ!
給料が足りないと感じる
時短の間は給料が上がらない…
会社に正しく評価されていないような気がする
特に働き方が制限される時短勤務中のワーママはこんなふうに感じることも多いですよね。
でも、諦めるのはまだ早いです。
あなたは「なぜ自分の給料が上がらないのか」を会社・上司に聞いてみたことはありますか?
もし聞かずに「給料が上がらない!」なんて悩んでいたらぜひ聞いてみることをオススメします。
自分では正当な評価でない、と感じていたとしても挙げられる成果が時短分以上に落ちていたり、会社の評価軸と自分の出している成果がズレている可能性も。
転職先の会社も、「優秀な人」=「会社に利益をもたらす人」を探しているからこそ年収アップを提示したりします。であれば、現職で少しでも成果を上げたり貢献できることはないか?という視点で現職を頑張ってみることが、転職する・しないに関わらず良い仕事や高いお給料に結びついていくでしょう。
仕事にやりがいを感じない
言われたことを黙ってこなすだけの裁量権のない仕事や、成果につながっていると感じづらい仕事ばかり…いわゆる「マミートラック」に乗せられたという状況です。
出産後、自ら選んでこのような働き方をしているわけではない方もいると思います。
しかし、会社が「良かれ」と思って業務を調整してくれた結果である可能性もあるのです。
今はゆるく働きたい先輩社員Iさん
実際、私の会社の先輩で「ゆるめに働いている」状況の方がいます。
お子さんが小さく、通勤も時間がかかるところに住んでいるのでリモートワークをメインにしていて、時間を柔軟に調性できる業務についています。
ご本人はすごく優秀なエンジニアなのですが、現在は部下がいたりリーダーをしていたり、ということはありません。
今からどんどん頑張りたい私
一方、私は育休復帰後の面談で自ら「役職をつけていきたい」「マネジメントやリーダー業務ができるようになりたい」と伝えました。結果、後輩の育成・管理を任されたりと徐々に管理職に近づいていくよう調整してもらえています。
その分、リモートワークもあるけどお客様先に出向くことも多い働き方で、保育園ダッシュ!や夜間に自宅で仕事!(ちゃんとお給料出ます)ということもありますが、自分で選ぶことができました。
自分の希望を伝えよう
「出産後、残業もできない間は昇進できっこない」と諦めるのではなく、ぜひ一度自分の希望をしっかりと伝えてみてください。
会社とすり合わせをした結果、自分・会社の状況ではどうしても希望のキャリアを実現できない、と分かってからの転職でも遅くはありません。
何となく転職したい
転職しないといけない気がする
こんなふうに感じていませんか?最近は「転職は当たり前」という空気もあり、細かい理由はなくても転職を考える方もいるのではないでしょうか。
しかし、転職は「魔法のランプ」ではありません。自分の求めること、解決したい問題が明確になっていればこそ条件確認や交渉ができるのです。
このようなあいまいな状態で転職活動に取り組んでも、面接で必ず聞かれる「志望動機」をしっかり答えることができず、無駄に時間を過ごしてしまう可能性が大きいです。
ワーママの働き方に悩んだら考えたいこと
ただ仕事をしていればよかった独身・子なし時代と比べて、ワーママだからこその悩みは尽きません。
1日のスケジュールがタイトすぎてダウンしそう
仕事に集中できない自分に嫌気が差す
周りの子どもがいない友人や同僚と比べて落ち込む
確かに働き方は転職で変えることもできますが、まずは今の会社に在籍したままで解決できないか相談してみましょう。
今の会社で解決できないか
いろいろ悩みはあると思いますが、一人で悩んでいるだけでは実は会社の誰も「あなたが悩んでいることを知らない」なんてことはよくあります。
案外、上司に相談したら出社時間を調整してもらえたり、逆に裁量権のある仕事を任せてもらえるかもしれません。
家族に相談したか
特に1日のスケージュールについては、家族に一度相談してみましょう。
家族でも、言われないとわからない・気づかないことは多いはずです。
例えば家事・育児をあなたに任せっきりの夫も
こだわりがありそうだから手を出してはいけないと思っていた
辛さを感じてるとは知らなかった
なんて考えで、悪気はなかった可能性も高いです。
ここで、自分は悪気はなかったのに「あなたは全然家族のことを考えていない!自分勝手!」なんて急に怒られたら腹が立ちますよね。協力なんてできなくなります。
ぜひ信頼して話してみましょう。
実は、朝子どもを保育園に送っていくのがバタバタで、業務の開始に余裕が持てなくてしんどいんだ。週に何回かだけでも送りをやってくれるとすごく助かるんだけど、どうかな?
ポイントは「責めず」「遠慮せず」「サラリと」伝えること。
スマートに自分の要望を伝える力は、仕事でも必ず役に立ちます。
もし言ってみてダメでも、この伝え方なら喧嘩をしたわけでもなければ現状が変わらないだけで何も損することはないのですから、物は試しと思って相談してみてください。
それでも悩んだらプロに相談
会社や家族に相談をしてみたけれど解決しない場合は、プロ=転職エージェントにも相談してみましょう。
転職エージェント…企業と求職者を繋ぎ、求人紹介、面接のスケジュール調整や対策、条件交渉までをサポートする「転職の専門家」
特に働き方に悩むワーママに一度は使って欲しいのが「リアルミーキャリア」という時短勤務特化の転職エージェントです。
私も実際に使って、親身に相談に乗ってもらえました!
転職エージェントと話すことで、自分の考えや悩みが整理されたり、多様な働き方のいろいろな企業を見ることで道が見えてくることもあります。
まだ転職する!って決めたわけでもないし…という状態でも全く問題ありません。最初に答える「転職に対する温度感」という項目に「情報収集中」という選択肢があるくらいなので、悩んだらまずは気軽に相談してみましょう。
まとめ
ワーママは本当に悩みが尽きませんよね。その解決策として「転職」を考えるのも一つですが、以下のような時は慎重になりましょう。
- 人間関係がしんどい
- 給料が足りないと感じる
- 仕事にやりがいを感じない
- なんとなく転職したい
「転職したら全てがうまくいく!」なんてことはない世知辛い世の中。まずは会社や家族と相談して、ときにはプロも頼っていきましょう。
実際に勤め先を変える「転職」と、たくさんの企業を見てみたり自分のキャリアを整理ながら行う「転職活動」とは別物です。
上記のような悩みだけですぐ転職!はオススメできませんが、相談ベースで「転職活動」をしてみることで見えてくる道もあると思います。
今回の記事を参考に、一人で悩んで苦しんでいる状況を抜け出してもらえたら幸いです。