
こんにちは!時短勤務ワーママ生活5年目のみい子です
「子どもの学費や習い事のことを考えたら年収が足りない」——こんなふうに思っても、時短勤務での転職活動がうまく行かなかったり、不安を感じていませんでしょうか。
実際に私も、マイナビエージェントで「時短勤務希望」と伝えたところ、求人紹介はほとんどありませんでした…。
ところが、リアルミーキャリアという時短勤務求人専門エージェントでは、現実的で前向きな提案がありました。
この記事では、両社を実際に使った経験から、マイナビエージェントの特徴と時短勤務のワーママに合う使い方をご紹介します。大切なのは、エージェントを「選ぶ」よりも「使い分ける」こと。
ぶっちゃけた話、時短勤務希望のワーママの転職活動は制約も多いです。しかし上手にエージェントを使い分ければ転職活動に不慣れでも大丈夫です。
この記事を読めば具体的な使い分け方法やポイントがわかりますので、ぜひ最後まで読んで転職活動にトライしてください。
マイナビエージェントの特徴は?時短ワーママには合ってるの?


マイナビエージェントは、転職エージェントの1つです。
転職エージェントは担当者が求職者の希望やスキルをヒアリングし、非公開求人の紹介、面接対策、志望動機の添削、企業情報の提供、内定後の年収交渉までトータルでサポートします。
自分では見つけづらい選択肢も提示してもらえる点が魅力ですがエージェントごとに特徴があり、マイナビエージェントの特徴はズバリ「幅広い求人を網羅している」です。
一見良さそうですが、時短勤務のワーママとして利用したところ、ちょっと残念なことがありました。
時短勤務のまま転職したい旨を伝えたら、案件があまりないです…と言われた


面談を受け、条件についてのヒアリングで「時短勤務で転職したい」と伝えたら、担当の方から
「あー…ナルホドオ」
という微妙な声がきこえました。
「無いことは、ないですが…」
と、いうわけで頭を情報収集に切り替えて色々お話を聞いて面談を終えました。
- 現在の職種で年収を上げるキャリアプラン
- 育休中にやっておくとよいこと
- 同職種・業界で高年収の人のキャリア



役に立ちそうなお話が多いけど、求人は紹介してもらわなかったの?



その担当さんは時短勤務の案件をあまり持っていなかったみたいで、そういう話にならなかったんですよ。リアルミーキャリアでは時短勤務前提で求人を6つ紹介してもらえたので大きな違いです
ワーママに合ったエージェントを選ぼう


なぜマイナビエージェントが私に合わなかったのか?
答えは「時短勤務のワーママ」は「求人条件が限定された人材だから」です。
転職エージェントは大きく以下のようなタイプに分かれます。
- 総合型:業種・職種問わず多数の求人を保有。
- 特化型:業界や職種、条件別に特化。
マイナビエージェントは「総合型」ですから、特殊な状況には対応しずらいということがあるのです。幅広い求人・求職者に対応する代わりに、一つ一つの業界・条件に対する求人は薄くなっているんですね。
幅広い求人の中からより合う会社を見つけたい!という方にはむしろ薄く広く求人があるのはメリットです。
しかし「時短勤務希望のワーママ」に合う求人数が相対的に少なくなってしまいます。
複数の転職エージェント併用のすすめ


エージェントには得意分野や担当者との相性の違いがあります。
最初は3~4社に登録し、実際に選考を進めるのは2社程度に絞るのが理想です。複数登録により、情報の幅が広がり、より有利に転職活動を進めることができます。
私もほぼ同時期にマイナビエージェントとリアルミーキャリアという時短勤務特化の別のサービスに登録して転職活動を進めました。
マイナビエージェントとリアルミーキャリアとの違い
マイナビエージェントはとにかく「転職活動が初めての人」にやさしい印象です。相談ベースで話しやすく、応募書類(履歴書・職務経歴書)のテンプレートがもらえます。
対してリアルミーキャリアは「現実的・合理的」な印象。面談時には職務経歴書は提出済であることを推奨していて、面談から1ヶ月程度で内定を取ることが可能です。
特徴 | 総合型 | マイナビエージェント特化型 | リアルミーキャリア
---|---|---|
求人数 | 7万件超 | 非公開 |
手軽さ | 初回は電話 | LINE |
ターゲット | 20〜30代の幅広い求職者 | 時短勤務をしたいパパ・ママ |
サポート | 履歴書・職務経歴書のテンプレからサポート | 面談時には書類は提出済を推奨 |
利用料 | 無料 | 無料 |
転職エージェントの流れとマイナビエージェントの使い所


- 登録:希望条件・プロフィール入力。2社以上がおすすめ。
- 面談★:希望や経歴を共有。
- アプリ・専用サイト登録(サービスによる):求人検索、応募、進捗管理が可能。
- 求人提案:エージェントがマッチする求人を提示。
- 応募書類作成★:履歴書•職務経歴書の作成
- 応募:気になる求人に応募の意思をエージェントに伝える。
- 日程調整:エージェントが企業と求職者とで調整。
- 面接:事前アドバイスや模擬面接もあり。
- 内定通知:辞退もエージェント経由で可能。
- 入社手続き:書類や入社準備も代行支援。
- 入社後:基本的にやりとりは終了
マイナビエージェントの使い所①面談
マイナビエージェントの時短勤務ワーママ的・効果的な使い方は「面談でのキャリア相談」です。
最初にお話した通り、マイナビエージェントとの面談で、「時短勤務のままでは難しい」とすっぱり言われてしまいました!泣
そこで、フルタイムになったときキャリアアップを目指すうえでどんな行動が有効か?という相談に乗っていただくことに。
私はソフトウェアエンジニア(SE)なので、育休中の技術習得の方向性や、マネジメントスキル向上のアドバイスをしていただけました。
マイナビエージェントは最大手の転職エージェントなので、「転職が初めて」という方への対応が手厚い印象。
「どうしたら転職活動で成功できるのか?」「必要な行動は?」というファーストステップにマイナビエージェントを利用することは時短勤務のワーママにもおすすめです!
マイナビエージェントの使い所②応募書類作成
私が「【ワーママに自信がつく】時短特化転職エージェント体験談【1か月で内定】」で使用した応募書類のテンプレートは、実はマイナビエージェントからいただいたものです。
職種によって記載するべき内容は異なるので、数多くの求職者の転職を成功させてきたマイナビエージェントからいただける職務経歴書はかなり有効です。
リアルミーキャリアでは、むしろ面談前に職務経歴書を提出することを推奨されているため、準備を整えてから臨むためにも先にマイナビエージェントに登録するのがおすすめです。
エージェントの効果的な使い方 ★総合型大手・小規模特化型 共通


ここまでは総合型大手であるマイナビエージェントと、小規模特化型のリアルミーキャリアを比べてきましたが、どちらの転職エージェントを利用するとしても大事にしたいポイントもあります。
担当者に信頼される姿勢を見せる
「この人は決まりそう」と思ってもらうことで、より良い求人を紹介されやすくなります。転職エージェントは、人材を求める企業にマッチした求職者を導くことで、企業から報酬をいただく仕事です。熱意や明確な希望を伝えましょう。
信頼されるポイント①希望を明確・具体的に



とりあえず、今より年収が上がって、働きやすいところならいいかな〜♪



ちょーっと待ってください! それじゃ絶対に転職活動は失敗しますよ!
「年収を上げたい」「働きやすさも大切」確かにそうなのですが、年収はいくらほしいのか? あなたにとっての働きやすさって、職場の近さ?残業の少なさ?それともテレワークやフレックス勤務ができることでしょうか。
具体的に「年収は◯◯万円、フレックス勤務があれば働きやすい」など決めたらおこがましいんじゃないか…そんなふうに思う必要はありません。
希望通りの求人がなければ、どのように希望を調整するかも担当者と話し合えばいいのです。希望が具体的=本気で転職したいと思ってもらうほうが大切です。
信頼されるポイント②熱意を伝える
担当者に転職活動に対する熱意を伝えましょう。
熱意を伝える行動とは、レスの速さと質問です。担当者からの連絡にはできるだけ即レス、気になる点やわからない点があれば遠慮なく質問しましょう。
求人情報を伝えても全然返事が来ない、書類提出を求めたのに音沙汰がないまま数日…となれば、「この人、転職する気は無いんだな」と思われてしまいますよね。



でも、何でも質問したら「だめな人」って思われない〜〜?



担当者にカッコつけるのが目的じゃないですよね?笑 もしなんでも聞いてくる人、と思われるのが嫌なら少し調べて「こういうことだと思ったんですけど」と確認スタイルで行けば大丈夫ですよ
噓をつかず、等身大で挑む
経歴の誇張はNG。実力以上の求人で、たとえば書類選考に通らないなど苦戦するリスクがあります。正直で具体的な情報を共有することで、ミスマッチを避けられます。



でも、私は本当に何も実績がなくて…



お給料をいただいて毎日働いているんですから、絶対に誰かの役に立ってます。担当者に正直に話して、強みや実力をしっかり見極めましょう
ついつい「◯◯円売り上げました!」や「成績トップで」など華やかな言葉が言えないと…と思ってしまいますが「どんな人」を求めているかは会社によります。
担当者に正直な経験を話して、経歴をまとめましょう。
転職エージェントを選ぶポイント ★総合型大手・小規模特化型 共通


転職エージェント選びは、担当者選びが全てです。
同じサービス内でも、担当者によって相性もありますし優秀さも変わります。
担当者選びのポイント
- 希望条件と企業のマッチング力
- 寄り添い力
- 誠実さ
希望条件から視野を広げた企業の提案力
担当者には希望条件(勤務地、働き方、希望年収等)を伝えます。
しかし、すべての条件を満たす企業に出会うのは難しいものです。
そこで担当者が希望条件から本当に望む働き方や仕事を汲み取って、現実的な条件を提示してくれることが大切です。
条件通りだと求人がありません、では担当者としてはあまり有用とは言えません。
希望条件に対して紹介される案件が少ないと感じたら、もう少し条件について相談してみましょう。それでもあまり相談に乗ってくれないようなら、担当を変えてもらいましょう。
寄り添い力
転職活動、とくに職務経歴書や面接の準備では自分をアピールするのに苦戦することが多いです。
そんなとき、寄り添って質問をしてくれたり、フィードバックをくれる担当者だと安心して乗り切れます。
寄り添い力がない担当者は、ダメ出しだけをしてきたり、求職者の魅力を引き出すような質問をしてくれません。
結局転職サイトから自分自身で応募してひとりぼっちで準備するのと変わらないか、むしろ心を折られますので相性が悪いな、と感じたら早急に他のサービスや他の担当者をあたりましょう。
誠実さ
転職エージェントは求職者を転職させて報酬を得る仕事です。
なので、報酬優先であまりマッチしてない会社に転職させようとしたり、年収が下がるような転職で数を稼ごうとしてくる強引な担当者も存在します。
希望条件とあまりに離れている場合、そのまま受け入れて転職する必要はありません。
複数社の特徴が異なる転職エージェントを上手に使おう


マイナビエージェントは、求人数・サポート体制の面で非常に信頼できる総合型エージェントです。
ただし、「時短勤務を希望するワーママ」という条件を持つ方にとっては、ややフィットしにくい一面もあります。
一方、リアルミーキャリアのような時短勤務専門エージェントは、求人数こそ限定的ですが、時短勤務のワーママにとって、事情もわかってもらえてかつ、実践的な支援を受けられるという強みがあります。
実体験からわかった最適な使い分け提案
- 総合型(マイナビエージェントなど):フルタイム復帰やキャリアの方向性相談、応募書類の準備に強い
- 特化型(リアルミーキャリアなど):時短勤務での求人探しや転職実行フェーズで真価を発揮
転職成功の鍵は、「どのエージェントを使うか」よりも「どう使い分けるか」。それぞれの特徴を理解し、自分のキャリアプランに合った転職活動に取り組みましょう。
まずは相談:マイナビエージェント
時短勤務の転職を本気で:リアルミーキャリア