こんにちは、みい子です!
私は2020年に第1子を出産後、正社員として働き続けています。
育休後正社員で復帰したんだけど、なんだかモヤモヤ…
パートタイマーになろうかな、と悩むこともありますよね
ワーママとして働いていると、正社員で復帰したけどしんどい!ということは色々あります。
とはいえパートタイマーになると収入も減りそうだし、今がんばった方がいいのか悩みどころですよね。
そこで今回は子あり共働きにおける正社員とパートタイマーの違いについて解説します。
下記に当てはまる方はぜひ最後までお読みください。
- 今正社員ワーママで、仕事は続けたいけど他の人はどう考えているのか知りたい
- もし子どもができたら正社員を続けるのかパートタイマーになるべきか悩んでいる
- 正社員は続けたいけど家事育児とのバランスが取れなくて辛い
この記事を読むと、正社員かパートタイマーか選ぶ際に考えるべきことが整理できます。
働き方の違いによるメリット・デメリットを理解して、より自分にあったキャリアを選びましょう。
正社員/パートタイマーの選択で意識するポイントは以下の3点です。
- 労働時間:プライベートとのバランスをどうしたいか、パートタイマーでないと無理なのか
- 収入:自分の望む生活、子どもにかけたいお金に対して足りるのか
- キャリア:幅広い仕事や昇進を通してより収入とやりがいのある仕事をやりたいのか
今の収入や労働時間だけで見ると後で後悔しかねません。長期的に見て労働時間の調整も収入も向上した実体験をもとに解説していきます!
ワーママの働き方による違い・メリット/デメリット
まずはワーママの働き方の違いによるメリット・デメリットを確認しておきましょう。
正社員共働きのデメリット
子あり共働き夫婦が両方正社員である場合のデメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 時間的制約:夫婦とも長時間労働になり、生活の質が落ちる
- 家事育児の分担:子どもに関するタスクや家事労働の分担をよりしっかり行わないと不満が溜まりやすい
- 自己研鑽の必要性:多様な仕事や新しい仕事を割り振られることも多く、プライベート時間に勉強やスキルアプが必要になり家庭とのバランスを考える必要がある
夫婦とも正社員なら、家事育児も完全分担できないの?
家事育児の分担が偏っている現実があるんです
まだ日本では家事育児介護などの家庭内の仕事は女性に負担が偏りがち。
妻も正社員であることで単純にタスクが増え、夫よりもやらなければならないことが多いという状態になりやすいのが現状なのです。
統計調査でも、正社員共働き夫婦の家事育児介護を含む総労働時間は妻のほうが長くなりがちという結果になっています。
ワーママの大変さについてもっと詳しく知りたい方は「ワーママのメンタル崩壊!ギリギリの日常と乗り切る工夫」も合わせてご覧ください。
正社員共働きのメリット
子あり共働き夫婦が両方正社員であることのメリットには、以下のような事が挙げられます。
- 解雇されにくい:安定した将来計画、教育費の計画などを立てやすい
- 福利厚生がフルに使える:厚生年金、労災保険、雇用保険は老後の生活設計やアクシデント時の心強い味方に
- キャリアアップの機会に恵まれやすい:より長期的なキャリア形成を意識できる=収入増ややりがいに繋がる
インフレ、児童手当の対象の変更もあって子どもにかかるお金もどんどん上がっているし、収入も大事…
先が見通しやすいという点で、まだまだ正社員は価値がありますよね
正社員はまだまだ会社からの解雇はしづらく雇用は安定していると言えます。
また、福利厚生もパートタイマーよりもフルに使える事が多いもの。
失業したときや怪我・病気などにあったときに雇用保険や労災保険は重要です。
年金ももらえる金額は下がっていくとはいえ厚生年金(一定以上の時間働く会社員専用の年金)に加入していれば当然老後の手取りも増えますから心強いですよね。
だんだんと働き方の多様性は広がっているものの、日本という国において「正社員」が優遇された立場であるのは変わりません。
パートタイマーでの共働きのデメリット
子あり共働き夫婦の片方がパートタイマーであることのデメリットは以下のとおりです。
- 福利厚生の薄さ:勤務時間や会社規模によっては社会保障が手薄
- 雇用の不安定さ:会社の状況や勤怠によっては契約更新されない可能性がある
- キャリアアップしにくい:仕事の内容が限定されていたり、キャリアを考える機会が与えられなかったりと長期的なキャリア形成はしづらい
なんだか、長く働くのは難しそう…
長く働いてもお給料が変わらない、などしょっぱい話もよく耳にしますよね
時間に融通の聞く働き方である分、「いつでも誰でもできる仕事」が割り振られやすいのがパートタイマーという働き方。
その分時給は伸びづらかったり、いつでも解雇される可能性があるなど「融通が聞く=不安定」でもあるのが悩ましいところです。
パートタイマーでの共働きのメリット
子あり共働き夫婦の片方がパートタイマーであるメリットは以下のとおりです。
- 時間の融通:基本的にパートタイマーは労働時間が短く、時間の融通がききやすい
- 家庭の事情との両立:スケジュールの調整がしやすく、家事育児や子どもの予定に合わせやすい
- 自己研鑽を意識しなくても働ける:担当する仕事が定型的なものが多くなり、プライベート時間を削ってスキルアップを考えなくても仕事を続けられる可能性が高い分家庭に集中できる
一人で家事育児をしようと思うと、パートにならざるをえないんだよね…
夫や外部の助けが借りられないと厳しいと感じますよね
ワーママがパートタイマーを選択する最も大きな理由が「時間の融通」でしょう。
午前中だけ、週に3日だけ、など家庭の事情に合わせて柔軟な働き方ができるのが最大のメリットです。
長期的な視点ではワーママは正社員のほうが有利
正社員/パートタイマーのメリット・デメリットを比較すると「子どもが手を離れるまではパートで」「家事育児に時間がかからなくなったらフルタイムに」と考えるかもしれません。
しかし必ずしも「正社員=時間に余裕がない」というわけでありません。
あれ?でも正社員は長時間労働が基本じゃないの?
最近は正社員でも色々な働き方が選択できるんですよ!
正社員のままデメリットを軽減できるとしたら、正社員のまま働きたい、という方はいますよね。
正社員のまま「長時間労働」のデメリットを軽減するには「働き方の選択」が大切です。
- 時短勤務やフレックス制度の活用:労働時間を少なくしたり、ずらすことで家庭との両立をはかる
- 時間単価をあげて短時間でも十分な報酬を得る:昇進や業務の幅の拡大で報酬アップすれば結果的に短時間でも十分な収入が得られる
正社員のデメリットは、時短勤務やフレックス勤務で解消できる可能性がある
時短勤務
「正社員=9:00〜18:00 の8時間労働(+残業)」と思いがちですが、とくに子どもが小さいうちは時短勤務が利用できる可能性があります。会社にもよりますが、例えば一日6時間勤務&残業免除という働き方です。
その分お給料は下がりますがその上でできる業務の幅を広げようとしたり、昇進の準備を進めることはできます。
パートで9時〜15時で働くのとあんまり変わらないかも!
会社によるので、労務担当に確認してみるといいですよ
もしいま働いている会社で時短勤務が活用されてない、ということであれば転職も視野に入れてみましょう。
時短勤務で転職なんてできるの?と不安を感じる方は、「【ワーママに自信がつく】時短特化転職エージェント体験談【1か月で内定】」をご覧ください。
フレックス勤務
時短勤務でお給料が下がるのはちょっと…という方には、フレックス勤務がおすすめです。
フレックス勤務は、始業時間と終業時間が個人である程度決められる働き方です。
例えば保育園の送りだけは夫や外部の助けを借りられる!という場合は8時〜17時の8時間勤務にしてお迎えにいくなど都合のつきやすい時間を選択して働けるのがメリット。
働く時間はフルタイムなのでお給料に変わりはありませんし、家庭とのバランス以外にも朝型だから早朝に仕事したい、などより効率的な働き方ができるのも魅力的です。
【リアルな実体験】時間単価を上げやすいのも正社員、長期的には差が生まれることも
現在時短勤務の正社員としてワーママをしている私ですが、姉がパートタイマーのワーママとして働いています。
私は時短勤務、姉はフルタイムのため労働時間は姉のほうが長いです。
姉は現在フルタイムパート勤務で9:00〜17:00で働いています。対して9:00〜16:00で働く私のほうが収入が多かったりします。
最初は、姉妹の収入は同じくらいの金額でした。しかし正社員を続けて昇進を目指して業務の幅を広げていった結果、時給に差ができてきて手取りにして8〜10万円の差ができていました。
パートの時給って、最低賃金のことも多いもんね…
もちろん、プライベート時間にスキルアップを図ったりと努力はしましたが評価される環境が無ければ時給は上がりませんよね
姉は姉で自分で決めてその働き方をしているのでどちらが偉い、ということは絶対にありません。
しかし、収入だけで見れば時間単価を上げていくことに有利なのは正社員だな、と感じざるを得ないですよね。
まとめ 正社員共働きでも家庭とキャリアは両立できる
この記事では、【正社員共働き】と【パートタイマー共働き】とのメリット・デメリットを比較し、正社員のデメリットを回避する方法をご紹介しました。
もしパートタイマーになるか悩んでいる理由が「労働時間」なら、働き方を変えて正社員を続けられないか検討してみましょう。
ご自身の働いている会社では働き方の選択ができない!ということであればワーママに特化した転職エージェント等を利用して転職活動をしてみてください。
ワーママの転職活動ってどうやるの?と思った方は「【ワーママ年収アップ実体験】転職のロードマップを簡単解説!」も合わせてご覧下さい。