こんにちは、みい子です!
最近は上の子が落ち着いたと思ったら下の子のズリバイ・つたい歩きが始まって目が離せません。
土日のワンオペはなかなか辛くなってきました。とはいえ夫はサービス業なので土日にいつも休むわけには行きません。

両親も遠いし、私ががんばるしかない…



どこもそんな感じじゃないの



私もそう思ってがんばってきたのですが、どうにもならないことがありました
私も第一子を生んでから5年間、一週間のうち夫が仕事の5日間はワンオペでずっとがんばってきましたが、今回初めてベビーシッターを利用することにしました。
- ベビーシッターを使ってみたいけど正直贅沢だと思っている
- 周りにベビーシッターを利用している人がいないから話も聞けない
- ベビーシッターをどうやってお願いするのかわからない
こんなふうに思っている方の助けになればと思い、体験談を記事にしました。今回は登録・検索〜初回顔合わせです。
この記事を読めば、ベビーシッターを利用してみたい方の不安を解消し、初利用の注意点もわかります。
ぜひ最後まで読んで、ベビーシッターを利用してみて下さいね。
我が家がベビーシッターを利用するまで


これまでも何度かベビーシッター利用を考えてみてはいたのですが、不安が拭えず、また勇気も出ずに、上の子5歳・下の子11ヶ月になるまで利用したことがありませんでした。
しかし今回は、上の子とのおでかけを計画したところ夫は仕事を休めないとのこと。「これはチャンス!」と思い、初めてベビーシッターを利用してみることにしました。
ベビーシッターに預ける目的は上の子との時間を確保するため


母である私が時短勤務の我が家では、ふだんは送迎にベビーシッターを利用する必要はありません。
有休を取りやすい会社のおかげで、月1回程度の午前休で美容院に行ったり、午後休でウィンドウショッピングをしたり、と私自身のリフレッシュ時間もなんとかしていました。



ベビーシッターかあ…興味はあるけどハードル高いんだよね



私もそう思っていました。周りで利用している人もいないし、気が引けちゃいますよね
ところが今回は、私ががんばってもどうにもならない予定ができてしまいました。「4歳未満入場不可のイベント」です。
オーケストラに触れさせたい!我が家のベビーシッター利用のきっかけ
ずーっとベビーシッターを利用してみたいと思いつつ、なかなか一歩踏み出せずにいました。
そんなある日、ポストに入った地域広報誌に「オーケストラの家族コンサート」のお知らせが入っていたのです。
息子が生まれてから、「少し大きくなったら、一緒にオーケストラコンサートに行きたい」と考えていたので朗報でした。
私は元・吹奏楽部。そのきっかけは、まさに母に連れられて行った「家族コンサート」だったんです。息子も同じように楽器が好きになるかはわかりませんが、最近3COINSのウクレレのおもちゃに興味を持っていたのでタイミングはバッチリ、今しかない!
「これだ!」と思いましたが「入場は4歳から」の文字。



下の子、0歳だ〜〜!無理か〜〜〜!
そこでふと「ベビーシッター」のことを思い出しました。会場は自宅から歩いて5分だし、時間もたぶん3時間くらい。何かあってもすぐ戻れる距離。そんなに長時間じゃない。試してみるなら、今じゃない…?
こうして「ベビーシッター」を頼んでみる決心がついたのでした。
ベビーシッターの探し方とマッチングまでの流れ5ステップ


シッターさん探しはマッチングサービスから行いました。手順は以下のとおりです。
- 利用するサービスを選ぶ
- アカウント作成、プロフィール登録
- アプリ・サイト上で日付を指定してシッターさんを検索
- メッセージ送信
- 初回面談・顔合わせを予約
①利用するサービスの選び方と比較
最初はKIDSNAシッター、次にキッズラインで探して、最終的にキッズラインでマッチングしました。
KIDSNAシッターとキッズラインの比較表
2024年8月16日現在、2つのサービスの基本情報は以下のとおりです。
KIDSNAシッター | キッズライン | |
---|---|---|
運営 | 株式会社ネクストビート | 株式会社キッズライン |
平均料金 | ¥2,200 最低時給¥1,600 | 首都圏 ¥2,100〜2,400 その他の地域 ¥1,600〜¥1,800 |
対応エリア | 全国・首都圏/大阪/愛知/福岡 等都市部中心 | 全国 |
登録シッター数 | 非公開 | 2,820人 |
初回面談 | 必須 | 必須 |
アプリで日付を指定して検索するのですが、土日だからか近隣の方はあまりマッチしませんでした。
また、KIDSNAシッターは「看護師・保育士・幼稚園教諭」の有資格者限定、キッズラインは同資格保持者に加えて「講習修了者」も登録されていて対応しているシッターさんが多いです。都道府県別に検索してみると以下のようになりました。


地方・首都圏ともにキッズラインのほうが利用できるシッターさんの数が多く、マッチングはしやすいです。
一方でKIDSNAシッターは有資格者のみのため、KIDSNAシッターでマッチングできれば「安心」、キッズラインではより多様なシッターさんにお願いできて「使いやすい」という違いがあります。
なのでサービスは複数使うことをおすすめします。
②アカウント作成とプロフィール登録
アカウント作成はどちらのサービスも似たような流れでできます。
- サイトにアクセス(KIDSNAシッター/キッズライン)
- アカウントに必要な情報を入力
- プロフィール(お子さんの情報等)入力
アカウント作成に必要なもの
アカウント作成に以下の物が必要になります。
- 本人確認書類(運転免許証/健康保険証/パスポート/マイナンバーカード/住民票)
- IDセルフィー(本人確認書類の確認用のセルフィーのこと/キッズラインのみ)
- 公式アプリ(KIDSNAシッターのみ)
③アプリ・サイト上で日付や条件を指定して検索
ベビーシッターさんは「近くの方」で探すのがおすすめです。
交通費は時給とは別のことが多いので、遠方から来ていただくとなるとシッター代よりも交通費のほうが高くなることもあります。
今回は単発なので日付と時間を指定して検索したところ4〜5名がヒット。そのうち同じ市内に住んでいる方にお願いすることにしました。
検索条件で設定できること
- 希望日時
- 対応可能な年齢
- 所持資格
- 提供サービス
- エリア
④シッターさんにメッセージを送る
最初はメッセージでご挨拶と、初回顔合わせのお願いをしてみましょう。
スケジュールを見られるのでいきなり予約もできますが、不躾な印象になってしまいます。
※KIDSNAシッターでは初回顔合わせはメッセージからの予約がデフォルトのようです
⑤初回面談・顔合わせを予約
頼みたい人が決まったら、まずはメッセージでご挨拶と初回面談か顔合わせの予約をします。
※初めてシッティングを依頼する人には「顔合わせ」「初回面談」に関して厚労省からガイドラインが出ています。
ガイドライン適合状況調査サイト(こども家庭庁):https://matching-site-guideline.jp/
KIDSNAシッターでは対面、キッズラインでは「顔合わせ』はzoomでOKでした。
顔合わせ時に確認したいこと
- 緊急時の対応(救急搬送、連絡手段)
- 外出の可否
- 子どもとのコミュニケーションの取り方
- 当日の持ち物や食事の準備方法
子どもの反応をよく観察し、自然に会話できているかを見るのも大事です。
相次ぐキャンセル。マッチングって難しい


顔合わせの予約さえ取れてしまえば、あとは当日お願いするだけ〜とホッとしたのもつかの間、KIDSNAシッターの通知が入りました。
それはシッターさんからの「キャンセル」の連絡でした。
一度は予約が進むも、シッターさんのダブルブッキングで中止に!
初回面談の予約まで進んだ一人目のシッターさんが「他のサービスで予約が入ってしまった」とキャンセルに。
こちらも複数サービスを利用しているので、シッターさんが複数のサービスで仕事を請け負っていても不思議ではないのですが、とても残念な気持ちと、焦りを感じました。



あれ、もしかして、娘ちゃん預けられないかも!?
息子にえらそーに「楽器ききにいくよ!」と宣言してしまった手前「やっぱりダメになりました」は言いたくない…!
頼めそうな人全員にお願いしてみてから諦めよう、とダメ元でシッターさん探しを継続しました。
初回顔合わせ予約日、シッターさんの体調が悪くなり延期に
KIDSNAシッターではどうしても近くの方とマッチングできなかったので、キッズラインに切り替えて探しました。
そこでマッチングした方と初回顔合わせの予約をしたのですが、今度はシッターさんの体調不良で顔合わせがキャンセルに。



これは、娘ちゃんを預けるな、と天が言ってるのか…?
しかし息子の寂しそうな顔は見たくないので、なんとかシッティング依頼当日に間に合う日程で初回顔合わせの予約を変更してもらいました。
シッターさん都合の「キャンセル」ができない
お二人共、『シッターさんの都合で」キャンセルとなったのですが、システム上予約キャンセルが利用者側からになるので少し面倒です。
予約日付の変更もできないので【キャンセル】→【再予約】になるのも両者の合意があればOKなど柔軟になるといいのにな、と思います。



SE的には変更の実装が大変なのはわかりますが、使い勝手は向上に期待です
シッターさんに預ける場所について


今回お願いする方もそうですが、自宅以外の場所(公園、おでかけ、送迎)での利用は2回目以降としている方も多いです。
もし外でのシッティングや送迎をお願いしたい方は、まずは自宅でのシッティングをお試しでお願いする必要があります。
顔合わせをしてみての感想


実際にzoomで面談した感想は、「意外と簡単かも」です。
オンライン顔合わせで聞かれたのは次のようなことでした。
- 預かり時間
- 当日の子どものスケジュール
- 授乳/ミルクの時間
- お昼寝の時間
- おやつの時間
- 車を停める場所
- 子どもの好きな遊び
- 住所の確認
普段の生活や、当日お願いしたいことを伝えるだけなので事前になにかメモをしておいて…というほどのことはありません。
おやつの時間やお昼寝の時間などもいつも良く言えば臨機応変、有り体に言ってしまうとテキトー、なので「娘ちゃんの様子を見て決めてます…」と伝えても「赤ちゃんですもの、当たり前ですよね」と受け止めていただき一安心です。



プロに色々聞かれると思うと緊張するけど、そんなことないんだね



今回お願いする方は親身にお話を聞いてくださいましたよ
まとめ|意外とシッターさんとマッチングするのは大変。予定が決まっているなら早めの利用・予約を!


今回始めてのベビーシッター利用のチャレンジでしたが、一番大変だったのは「なかなかマッチングできない」ことでした。
今回は土日のスポット利用でしたが、案外空きのシッターさんが少ないんです。
これでも予定の20日以上前なので、どうしても外せない用事がある場合はもう少し早いほうがいいでしょう。
ベビーシッター利用の注意点2つ
- 早めの予約を。最初は顔合わせが必要、自宅以外でのシッティングや送迎は2回目〜が多い
- マッチングが難しいこともある。複数のサービス・シッターさんを利用しよう
次回はいよいよシッティング当日!またレポを投稿しますのでお楽しみに。