もーーームリッ!! 毎日イライラしてばっかり!こんな生活嫌ーーーっ!!!
わかるっ! 抜け出したくても抜け出せないワーママライフ、しんどいですよね…
毎日家事育児仕事をまわしているワーママの皆様、お疲れ様です。
ワーママ4年目の私も、仕事だけしたい、家出したい、なんて週に一回は考えながら生きています。
しかし実際問題、すぐに家事育児をすべて外注するわけにもいかないし、家出だって本当に慣行したら大変なことになるので急にはできませんよね。
そこで、4年間のワンオペワーママ生活の中で実感してきた「ワーママのメンタルが崩壊する理由」を解説し、実際に実践して見てよかったこと、イマイチだったことをご紹介します。
以下に当てはまる方はぜひ最後まで読んでみてください。
- ワーママ生活がしんどくて抜け出したいと思っている人
- ワーママのストレスの一般的な解決策が参考にならなかった人
- 今すぐなにか対策をとらないとおかしくなってしまいそうな人
この記事を読めば「ワーママの辛さ」の理由や現実的な緩和方法がわかり、明日がちょっと楽になるかもしれません。
ワーママのメンタルを守るポイントは以下の通りです。
- 自分が一番「何が」嫌なのかを知ること
- 勇気を出して家族にHELPを出すこと
- 怒りや悲しみなどネガティブな感情を隠さず表現すること
ポイントを抑えてメンタルを守っていきましょう!
ワーママのメンタルは崩壊して当たり前
まずもって、多くのワーママのメンタルが崩壊するのも無理はありません。
ワーママは以下のような状態に陥りがちです。
ワーママのメンタルが崩壊する理由4つ
- タスクが多い
- 逃げ場がない
- 自分の時間がない
- 誰も助けてくれない孤独感
なんとなくイメージはつくわ…
順番に見ていきましょう!
タスクが多い
ワーママは仕事以外にも家事・育児もこなさなくてはなりませんよね。
実際、共働き正社員の家庭では、子どもが何歳になっても妻のほうが夫より仕事・家事介護・育児にかける総時間が長くなっているというデータもあります。
仕事時間と家事・介護・育児にかかる時間が同等ならまだしも、仕事時間の差で家事・介護・育児にかかる時間を吸収できていない=妻に負担が偏っているということです。
体感で「時間がない!」って思ってたけど、実際そうなんだね
夫との分担に不満が出るのも仕方のない状況ですよね
逃げ場がない
よく、仕事で心がつらくなって相談すると「休みなさい」「転職を」とアドバイスがありますが、ワーママ業に「休みなさい」と言ってくれる人がどれだけいるでしょうか?
仕事を休むのなら、会社員であれば然るべき手続きを踏めば手当金なども受けることができます。
しかし、ワーママ業を休むとなると子どもの面倒や家事を回す「代わりの人」をすぐに見つけ出す必要もありますし、夫がアテにならなければ外注費がかかります。仕事を休むよりもママ業を休むのはハードルが高いように感じるのは私だけでしょうか。
- 代わりに家事・育児をやってくれる人を探す必要がある
- 家族がママに甘えきっていて、助けが必要であることを理解してもらえない
- 外注費は高いし、仕事も家族を養うためにやっているので費用的にも問題がある
外注しろ、って言われてもハードル高いんだよね。家族が他人に家に入られることを拒否したり…
家にお金をいれることも、家事をやることも妻は両方やって当然、と思われていてツラいです
もちろん、「夫は家にお金を入れて当然」と思われがちなのも事実ですが「それだけ」やっていればいい状況の家庭も多いのではないでしょうか。
夫婦で話し合って分担できていればいいですが、我が家では子どもを任せる(横でスマホを見ているだけですが)ことはできても、リフレッシュして帰宅したら洗濯も掃除も食事の準備も何もされていないので家事負債が溜まっただけになり、昼寝に戻る夫を尻目にバタバタと家事作業に入る休日…不公平と思ってしまうのはだめなことでしょうか。
自分の時間がない
上記「タスクが多い」に関連する話ですが、負担が偏っている分当然「自分時間」も少なくなります。
保育園の送り迎えも一人で担当していると、通勤すら戦争。夫は優雅にコンビニで寄り道したり、帰りに同僚後輩とご飯に行ったりしているのに…。
自分時間が少ないとどんな事が起きるの?
自分時間がなくなると、次のような事が起きてきます
- 疲れを癒やすタイミングがなく、疲労がたまる
- キャリアアップのための勉強時間が取れず、マミートラックから抜け出せない
- 自分を見失い、人生がつまらなくなっていく
自分時間がない結果、元気と余裕はなくなっていき家族にも優しくできなくなってしまいます。
いいことはないはずなのに家族も、ときにはワーママ本人ですらもママの自由時間の大事さをわかってないんですよね。ママは家族に奉仕するロボットではありませんから、なんとか人間らしい自由時間を確保してあげないときちんと動かなくなってしまいます。
誰も助けてくれない孤独感
タスクが多くて時間がない!のは、差はあれど夫も同じこと。
多少ママの負担が多かったとして、実はその差だけがツラさの原因ではないのかもしれません。
問題は「当たり前だと思われていること」「同じ目線で協力しようとしないこと」だったりしませんか。
自分だけ仕事の愚痴を言ってスッキリしてベッドでスマホを弄りだす…こっちの子どもの話や仕事の話は知らんぷり、なんていつものことです
わかりみが深い…こっちは夫の仕事の話は知ってるけど、夫はこっちの仕事も子どもの様子も興味ないんですよね
- 夫が自分の仕事の話以外他人事
- 頼れる人が周りに居ない(両親遠方、ママ友0)
- 結婚・出産を経て友達とも疎遠になった
もちろん、自分ひとりで抱え込んでしまうことにワーママ自身の態度が影響していることもありますが、頼ってみたけど結局誰も他人事だったから諦めた、なんて悲しい状態になっている方も多いのではないでしょうか。
ワーママ4年目のわたしのメンタルが崩壊した理由
4年間のワーママ生活の中で実際に、私もメンタルダウンして精神科にいったり、夫と「離婚」の2文字を交えて喧嘩したりとしんどい状況を経験してきました。
何があったの?
夫との不公平感を抱えて爆発してましたね
メンタル崩壊体験談①イヤイヤ期とワンオペ家事育児で精神科へ
復職2年目、長男が2歳になる年に人生で初めて精神科を受診しました。
ちょうど息子はイヤイヤ期に入っていたのでしょう。時短勤務とはいえギリギリのタイムスケジュールで一日を回していたので「いや!」が重なると何も終わりませんでした。
だんだんと何に対してもイライラを抑えられなくなり、「家族が本気で憎い」状態に。自分で「何かおかしいぞ」と思い始めて精神科を受診しました。
- 夫は7:00 〜 22:00 までいない。家事も育児も完全ワンオペ
- 保育園の送り迎えは完全に妻担当
- 一緒に寝ないと寝られない息子だったため、家事を済ませてから寝ると21:30を過ぎることも多い
夫と会話する時間がないね
夫とは会話もしたくなく、ほぼ無視していました
精神科に行っても「うつ」という診断が降りたわけではなく、「休憩を取りながら生活して」と言われましたがそれができるなら苦労しないんですよね笑
自分なりにカットミールなどを使ってみたりしたのですが、夫から「割高で量が少ない、野菜多すぎ」など文句だけ言われて中断。そこで「じゃあ自分で用意して」と言えばよかったのですが、これは今でもくすぶっています。
メンタル崩壊体験談②夫の激務と子どもの感染症が重なる
夫の仕事で色々事情があって連勤が続いていた時期に、息子が感染症にかかりました。
産休直前で引き継ぎ作業をしている中、一週間保育園をお休みすることになり引き継ぎ作業は一気にグチャグチャに。
「なんとか今週中にあと一日出社したい」と交渉し夫の休みをとってもらいましたが、ほかは体調不良でグズグズの息子と家でこもる時期となってしまいました。
なんでいま!ってときに子どもは体調を崩すんですよね…
そういうときに夫婦とも忙しいと地獄でした
- 夫は連勤が続いていた
- 引き継ぎ作業のために上司や後輩を読んでミーティングの予定を組んでいたのをキャンセル
- 病児保育などの登録をしていなかった
幸い会社は理解のある環境なのですが、一方で今後のキャリアはどうなるのかな…と不安にもなります。
「お子さんが小さいから」の配慮がずっと続いてしまうのではないか…という不安を抱えて産休に入ってしまい、なんだかモヤモヤ。
かといって病児保育も住んでいる地域に一箇所しかなく「子どもに関わるスケジュール変更は母親が吸収して当然」と言わんばかりの環境に泣きたくなります。
ワーママのメンタル崩壊の対処法
ワーママのメンタルが崩壊するそもそもの原因はいろいろありますが、コントロールできるもの/コントロールできないものがありますよね。
また、どの部分がとくに辛いと感じるかも人それぞれ。
これだけが正解!と言い切ることはできませんが、いくつか試して見てほしい方法があります。
よくきく宅配食やベビーシッターはハードルが高いんだよ…
そうなんですよね。他にもありますから、順番に解説します
ワーママのメンタル崩壊の対処法|やめてみて、結局再開したこと
ワーママのメンタルが崩壊する大きな原因の一つは「タスクが多すぎること」です。
タスクが多すぎることで、結果自分時間がなくなったり他の問題を引き起こします。
まずは「やめるタスク」を考えてみましょう。私が実際にやめてみて、結局再開したのは以下のタスクです。
- 食事の手作り: 結局お弁当まで作るようになりました
- 掃除: 気になるところまで放棄すると逆にストレスに。やりたいところ優先でメリハリをつけた
食事の手作りをやめられなかった理由
食事を作るのは回数も多いし負担も重いタスクですよね。しかしやめてみると気になる問題が起きてきてしまいました。
食事をとらないのは無理だと思うけどどうしたの?
宅配食を利用してみました。ところが…
- 食事の満足感が下がる
- 夫から文句が出る
- 食費が高額になる
夫も私も食べるの大好き人間。献立を考えるのは大変なりに楽しかったし、自分の食べたいものを作るのが好きだったと気づきました。
また、野菜嫌い・量が食べたい夫には宅配食ではボリュームも内容も満足いかなかったようで…「食事で健康を意識する」ことの優先順位が低いタイプですから仕方ありません。満足いかない食事に高いお金を払うことを渋られました。
また、当然大変なタスクを肩代わりしてもらうわけですから費用は割高になります。
結論、嫌いではないタスクで結果にもこだわりがある(ボリューム・内容・価格)「食事の手作り」は外注を断念したほうが生活の満足度を保てたため、宅配食はやめました。
掃除をやめられなかった理由
掃除も範囲が広く「毎日やらなくても死なない」とよく言われることなのでサボる頻度を上げてみましたがやめました。
きれいな部屋でゆっくりしたいけど、そのための時間もないという…
毎日すべてをピカピカ!は難しいので工夫が必要です
- 長くいることになる「家」が「居るのが苦痛な場所」になってしまった
- 自己肯定感が下がってメンタルダウン
ワーママ、とりわけ子どもが小さいうちは家でリフレッシュできなかったらカフェに行くこともできないので「家がごちゃついて落ち着けない」環境はストレスのほうが大きくなりました。
また、「サボっている」という意識が良くなかったのか掃除をサボっているとだんだん気分が落ちてくるんです。
ただ、「すべてを完璧に片付けてピカピカ」は現実問題無理なので、「自分のお気に入りの場所」「気になる場所」をやりたいやり方で掃除するように変えました。
ダイニングテーブルに物がなければインスタントコーヒーも美味しい、洗面所の鏡だけでも汚れがなかったらちょっとイイ気分でメイクができる、など「自分が気分良くなる場所」を優先して掃除することにしたらうまくバランスが取れるようになりました。
ワーママのメンタル崩壊の対処法|やめてみて良かったこと
やめてみて結局再開したこともありますが、やめて正解だったことももちろんあります。
- 規則正しい生活:「幼児は◯時に寝かせねばならない」というプレッシャーを無視
- 洗濯物の片付け:洋服は乾燥機にかけ、山から取り出して着る
規則正しい生活をやめるメリット
良いメンタルは規則正しい生活から、なんていうのもよく聞きますが「絶対にこの生活リズムを守らなくてはならない」と必死になっていると、できなかったときに自己嫌悪に苛まれて逆にストレスです。
- 少々トラブルが起きてもおおらかにいられるようになった
- 子どもをよく観察することができるようになった
とくに我が家では長男に「ジーナ式」なるスケジュール管理を行っていて実際それで夜泣きなく快適に過ごせていたのですが、職場復帰すると「子どもを7時に寝かす」のは現実的ではありませんでした。
子どもはそれで体調を崩したりしなかったの?
幸い、特に問題ありませんでした。これはそれぞれだと思うのでよく観察しましょう
早寝は目標にはするけど臨機応変でいいとゆるく考えることで、子どもがぐずって米粒が宙を舞っても、歯磨き断固拒否しても「今日はそんな日かー」とおおらかになれる日が増えました。(もちろん怒れてしまう日もある!笑)
また、決まりがゆるいことで「子どもの様子で調整」もできるようになりました。
今日はすぐ寝落ちしちゃいそうだな、と思ったらお風呂を頭からシャワーかぶるだけにしてさっさと歯磨きまで済ませて寝落ちしてOKな状態まで持っていく、や今日はテンション高いなー!汗 と思ったら無理に寝かせようとせずに家事を先に済ませてしまうなど「子どももママもゆるく生きる」ことに繋がっていきました。
ワーママのメンタル崩壊の対処法|やってみて失敗したこと
次に、やってみて「あまり必要なかった」と思っていることを紹介します。
- ジム通い:夫に子どもを預けられなくなって挫折
- ベビーシッターサービス登録:予定の合うシッターさんとマッチングできなかった
- 一人カフェ:あんまり充実感も無ければリフレッシュ効果も低かった
ジム通いをやめた理由
産後ダイエットでジムにも行ってみたのですが、夫の仕事の予定によって週一回すらいけなくなり挫折しました。何らかの形でダイエットは再開したいところです。ジムのように「そのために家の外で時間を定期的に取らなければいけない」やり方は、今の我が家の環境ではできそうにありません…。
ベビシッターサービスをやめた理由
「定期的な休みがあれば大変な日々も我慢できる!」と思ってベビーシッターサービスも登録してみたのですが、住んでいる地域で都合の良い時間にシッティングしてもらえるシッターさんが見つからず…。これも再チャレンジはしたいところですが、冷静に考えて毎週頼んだら月に8万円くらい飛んでいくのでこれも現在の我が家では厳しいです。泣
一人カフェをやめた理由
ママのリフレッシュ方法として王道とも言える「一人カフェ」。私もやってみたのですが、振り返るとどうもあまり「リフレッシュした」感じがなかったのです。と、いうのも夫に子どもを見ていることはお願いできても家事は全くやっていません。
帰宅したらどうせまたご飯を作って洗い物をして…とタスクが後回しになっているだけなのが気になってしまうんですよね。
リフレッシュするための時間の確保も、リフレッシュ方法も難しいね
私の不器用さもあるのですが、何をしてもいい定期休みがほしいです
ワーママのメンタル崩壊の対処法|やってみて良かったこと
やってみて「これはいい!」と思って続けていることをご紹介します。
- 出社時の散歩:達成感とセロトニンでメンタル向上
- 家事の外注:とくにお風呂掃除。好きじゃないのにQOLに直結する家事だった
- 夫へきついタスクを投げてみる:体調不良時の通院など。「協力している感」が重要
通勤時の散歩のメリット
仕事の日、通勤時や昼休憩などで余裕のある時は一駅分でも散歩するようにしました。
散歩などのリズム運動でセロトニンという幸せホルモンが作られるため、気分も爽快。また「やろう」と思っていることが「できた」達成感もあり私にとってのリフレッシュ効果が高かったです。
仕事をしている間なら保育園に預けていますから、やるハードルが低いというのも重要でした。
家事の外注のメリット
家事の外注は、コスパ・QOL向上のバランスが良かったです。
私は水回り、とくにお風呂掃除を外注してみたのですがすごく助かりました。カビだらけのお風呂に入るのはストレスですが、お風呂掃除って暑いし時間もかかるしで私にとっては「大変!」な家事なんです。
お風呂掃除を1時間やってもらったとしても5,000円くらいだったので一ヶ月に一回ピッカピカにしてもらうと思えば悪くない出費でした。
夫へきついタスクを投げてみるメリット
なかなか夫に家事育児のタスクを任せることができなかったのですが、思い切ってお願いしてみると意外と快諾。
夫が仕事休みのときに息子の通院をお願いしてみました。個人的には時間もどれだけかかるかわからないし、急に仕事を休まないといけないしですごくストレスの高いタスクだったのですが、夫は意外と平気な様子でした。
何を「きつい」と感じるかは人それぞれですが、「大変だな」と思うことを夫にやってもらえることで「協力している感じ」が得られることが大切です。
「私ばっかり!」ってなるのが辛いんだよね
大変なことでもやってくれた!という気持ちが大事ですよね
まとめ ワーママのメンタルを守るために
ワーママはメンタル崩壊しても当たり前なハードな毎日を送っています。ワーママのメンタルが崩壊してしまう理由は主に以下4つです。
- タスクが多い
- 逃げ場がない
- 自分の時間がない
- 孤独感
実際にワーママを4年続けている私も、たまにメンタルダウンしかけながら 笑 いろいろ試行錯誤して暮らしています。
今回の記事では、私の実体験からやってよかったこと、イマイチだったことをご紹介しました。
- 散歩する
- 家事の外注化
- 夫に大変なタスクを投げてみる
一般的に言われるワーママのメンタル崩壊の対処法であるひとり時間の確保やベビーシッター利用、家事をサボるなどの方法の中で、「私が満足できることはなんだろう」と考えて少しでも心地よく過ごしてもらえたら幸いです。