こんにちは、ワーママ会社員のみい子です!

今日も保育園の送り、バタバタでヘトヘト…



午後に会議があるけど、お迎え間に合うかな…



なんで私ばっかり頑張ってるの?もっと分担したい!
こんな風に思ったこと、ありませんか?
子育てしながら働くママ・パパにとって、保育園の送迎は毎日の悩みのタネ。でも、「誰がどこまで担当するか」って、喧嘩になりがちですよね。
私自身、5年間の時短勤務の中で完全ワンオペ送迎から夫と4:6で分担できるようになるまで、何度もぶつかり、悩みながら工夫を重ねてきました。
今回は、そんな私の経験と120人のママ・パパへのアンケート結果をもとに、以下についてリアルな声とともに解説します。
- みんなの送迎分担事情
- よくあるモヤモヤの正体
- 不満を減らすための工夫
- ベビーシッター補助券など、おトクな制度
「保育園送迎がしんどい…」と感じている方こそ、きっとヒントが見つかる内容です。
保育園時代をもっと笑顔で乗り切りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
【120人にアンケート】保育園の送迎分担のリアルな実態と工夫


共働きで忙しく働きながら子どもの保育園の送迎をこなすには、家庭ごとの事情に合わせた現実的な工夫が求められます。
働き方、家庭環境などはいろいろで、理想はどうあれ使える方法はそれぞれ違いますよね。
アンケートの結果、夫婦のうちどちらか一人だけで保育園の送迎を行っている割合は約50%、分担している中では送り担当・お迎え担当で分担している割合が多く約28%でした。
アンケート結果|送り迎えの担当について





もっと一人でやってる人が多いのかと思ってたけど、案外分担できてるんだね



しかし、次でご紹介しますが「分担できている=不満がない」というわけではないようですよ
保育園送迎に関する不公平感やもやもやの対処


明確なルールを決めたり、柔軟な対応を心がければ不満は解消する…のかと思いきや、現実はそう上手くいかないようです。
アンケートから見る分担の有無と不満感との関係


「不満がある」と回答したのは約2割
「不満あり」と回答した方は全体では約22%です。意外と不満なくやれている方が多いと感じませんか?
しかし、分担方法で分けると家庭の状況ごとに不満の抱きやすさは変わってくることが浮かび上がって来ました。
「すべて自分で送迎している」人よりも不満を抱きやすいのは「分担している人」


なんと、保育園送迎は「全て自分」の方たちの「不満あり」と回答した人の割合が10%であるのに対して、「送り・迎えで分担」「週1~2回パートナーが分担」している方たちで「不満あり」と回答した人の割合は約35%と2倍を超えていたのです。
分担できていないほうが不満を抱きやすそうと思いますが、実際は分担できている方が不満があるなんて不思議ですよね。



「すべて自分」の人は、環境を整えているのかも?



あるいは、すでに分担している人たちはパートナーに「期待」を持っているのかもしれませんね
保育園送迎に抱く不満|みんなの声
アンケートでは不満の内容も回答していただきました。
回答には「心理的・感情的な不安」「仕事との両立の難しさ」「分担の偏り・協力不足」「環境への不満」が集まりました。
心理的・感情的な不安
娘は保育園に送ると、いつもイヤイヤイヤ~って泣きまくるので、後ろ髪を引っ張られる気持ちになり、心が痛くなるので、変わって欲しい…仕事上仕方ないんですが
仕事の都合でいつもの時間に行けなくなった時に、心理的に負担感はある
熱を出したりした時の急な迎えに対応するのが難しい
体調不良や急用が入った際の代替が難しく、精神的・身体的な負担が偏っていると感じることがあります
仕事の都合でいつもの時間に行けなくなった時に、心理的に負担感はある
送迎はただの移動ではなくて、子供との大切な時間で、「ママじゃないと嫌」と言われるのは嬉しいですが、パパとも過ごす時間が増えれば、もっと楽しい思い出が増えるはずだと考えて、もう少し協力してくれたら、家族の時間も増えて、私の負担も減るのに。と思ってしまいます
仕事との両立の難しさ
仕事で忙しいときなどは困ります
在宅勤務の日でも朝一番に重要な会議が入ることがあり、送りの時間を確保するのに苦労する点です。育児への理解がある職場ですが、どうしても調整が難しい時もあり、結果的に妻に負担をかけてしまうのが心苦しいです
私の方が送りを担当していますが、私の方が出勤時間が早いので、保育園の準備を早くして早く出ないといけないのが不満です
突発的な残業や会食が入ることもあるので、そういう時に妻に負担が偏ってしまうのが心苦しいです。夫婦で話し合って決めた分担ではあるんですが、もう少しフレキシブルに、お互いの状況に合わせて調整できたらな、とはたまに思います
分担の偏り・協力不足
ほとんど自分がやっているので主人にも協力して欲しい
送りは夫、お迎えは私で分担しているが、いつもより早めに出社しないといけないとき、夫に代わり私がこどもを保育園に送るが、その時間にやっている朝ごはんの片付けや洗濯物を干すことは代わってくれないのがおかしいと思っている
早く帰れないときに迎えに行くことはあるのに朝にその代わりに送って行ってくれない
夫は仕事が自営業のようなものなので、時間を作ろうと思えば迎えの時間が作れるはずなのに、仕事を理由にすべて私に任せているので腹が立ちます。私は仕事後帰ってすぐ家事を少ししてあっという間にお迎えというルーティンで、疲れ果ててます
夫の方がゆっくりなのに朝早く起きてこないとイライラする
夫は朝の会議などが忙しいことを理由に、最終的に私がメインで送迎をすることが多いことです。
自営業だからと言う理由だけで、なぜ全て私が送り迎えをしないといけないの?とは思っています。
たまには妻にも送迎をして欲しい
行きはパパ帰りはママのお迎えだが、すぐママ間に合わないから送っていってというところ!送迎しやすいようにパパの仕事場近くの保育園選んだのに
環境への不満
夏場は猛暑の中、幼児を抱っこしてダッシュなどせねばならない時もあり、厳しさを感じます。自転車を使えば良いかもしれませんが、妻の座高から毎回変えるのが大変で基本徒歩です。また送る時の用意が幼児が色々やっていて遅れがちです
防犯面から予め園に申告した人間(親類等)しか送迎不可能なので、もっと柔軟に対応してほしい(家族ぐるみで見知ったクラスメイトの親類はOKなど)
夫婦どちらも仕事に家事に育児に忙しく余裕のない様子が見て取れます。
夫婦で分担を決めたのに子どもが嫌がる・保育園の方針で事前に申告した親戚等しかお迎えに行けない、というどうにも出来ない不満から、不本意な分担を押し付けられているご家庭まで悩みは尽きないようです。
保育園送迎の工夫


保育園送迎で工夫していることも調査しました。
お互いに不公平感やトラブルが起きないように「分担の調整」「情報共有・ツールの活用」「家事・生活との連携」「保育園選びや生活スケジュールの工夫」「心がけ・配慮」に気を配り工夫されているようです。
分担の調整
私が送迎を担当している分旦那はお風呂や他の子供の事を全部やってくれています。仕事上私が送迎出来るので偏らないように何かを背負ったら他の事はお願いするという工夫をしています!
自分もパートナーもシフト勤務なので送り、迎えが被らないようなシフトを組み、どちらかが必ず送り、迎えをするようにしている
工夫というわけでもないですが、僕の仕事の場合、残業があり残業代も稼ぎたいのもあり、8:00~19:00が大体の勤務時間になり、奥さんは8:30~18:00勤務なので、朝は僕が送り、少しでも奥さんに自分の時間を僅かでも。そして僕は残業代を少しでもと、工夫して割り振りしてます
夫婦で送迎の曜日を固定せず、その週の仕事の状況や残業の有無に合わせて、前週末にざっくりと分担を決めるようにしています
工夫ではなく、たまたまその状況を作れているだけですが、できるだけいつもどちらかが仕事側を柔軟に調整できるようにしている
雨の日は主人が休みなので行ってもらっています
自分の仕事の都合上、ほとんど送り迎えが難しいため、その分、園からの連絡事項を確認したり、雑巾やエプロンなど必要なものを自分が用意したりします。お遊戯会や運動会のようなイベント毎の雑用もほとんど自分がします
夫婦ともの車を所持し、どちらでも送迎出来るようにしています
基本的に現在はパートナーに送迎をしてもらっているのでワークライフバランスを考え、行ける時はやりくりして自身も迎えに行く努力はしている。また、時間外保育で料金がかかる為、なるべく時間内に送迎に行けるよう調整して送迎している
情報共有・ツールの活用
分担しているので、持ち帰るものやその他連絡事項の共有をすること
家族カレンダーアプリを活用して情報を共有しています
夫婦でGoogleカレンダーを共有し、お互いの仕事の予定と「送迎担当」を明確に書き込んでいます。これにより、担当が誰なのか一目で分かり、認識のズレがなくなりました。また、前日の夜、手が空いている方が翌日の子どもの荷物準備や連絡帳の確認をするようにして、朝の負担を減らせるよう協力しています
こまめに夫婦間で情報共有すること
夫婦間の情報共有を徹底することです。Googleカレンダーでそれぞれの仕事のスケジュールを共有し、お迎えが難しくなりそうな日は事前にアラートを出すようにしています
しっかりいつが自分が送迎なのかを毎月確認するようにしてる
忘れずにお互いにタイムツリーで仕事の日程状況などを随時更新してお互い伝え漏れがないように気をつけている
出勤時間に余裕がある日を事前にカレンダーに記録し、余裕のある日はなるべくゆとりを持って送迎するようにしています
家事・生活との連携
送迎時に買い物などの役割分担を兼ねることで家事時短の工夫を行っている
送迎しない方が、家事をしてから出社するようにしている
話し合ってどちらが行ったほうがより効率的に動けるかを分担している。もし、何か用事で行き帰りも行くことになったらその分の家事をお任せしたりと、不安がないような協力体制を取っている
保育園選びや生活スケジュールの工夫
私(妻)の職場は自宅から遠方、人数も少なくシフトの都合で職場を離れられないタイミングも多い。一方で夫の職場は子育てに理解があり有給や時間給も取りやすく定時で終わるので、送迎や発熱時のお迎えは夫のほうから「自分がやる」と申し出があった。そのため保育園を探す段階から夫の通勤ルート付近で探して、送迎はずっと任せている
朝の準備をシンプルにする事です。子供が保育園に持っていくものは、前の晩にリュックへ入れておいて、玄関に準備しています。朝のバタバタを減らすことで、余計なストレスがかからなくなったように思います
心がけ・配慮
送るのは必ず夫と決めています。たまに私が送ると、いつもと違う流れで不安になるのか、子どもが泣いてしまうからです
夫婦で喧嘩にならないように平等に送迎をするようにしています
出来る限り自分の役割はこなして相手のフォローが出来るようにしています
分担はしていないのですが、夫婦喧嘩にならないように、送り迎えに関するネガティブなことはひっそりと自分の胸だけにしまって、妻に文句を言わないことが唯一の工夫です
妻が風邪や体調不良、パートの繁忙期など、緊急時は変わっています。またまれですが、なんとなく今日は行きたくないとパートナーに言われても基本的にはなるべく快く変わっています
工夫に「カレンダーアプリ」系の意見を入れてくれた方の中には、「妻に負担が偏ってしまうのが心苦しい」という不満(惚気?)を書いてくださる方が複数いて、分担を目に見える形にすることが夫に当事者意識を芽生えさせているのかも?という発見もありました。
一方で、「送迎しないほうが家事をする」「朝の準備は前日夜に」などルールを決めている方の中には「ルールを守れない」「協力してもらえない」という不満を書いてくださる方も。



一般的にはルールを決めるって鉄板の工夫だよね?



ルールを守れないときに不満が出てしまうんでしょうね…。そりゃそうです。うまくいく家庭は、ルールで縛るのではなく目に見える形にして自覚を促すのかもしれません



なんか旦那さんが誠実じゃない気もするけど…



それはそうなんですが、現実に生活が改善すればいい!という割り切りも快適な家族生活には必要なのですね
物理的にこれ以上工夫できないときの解決策


サービスを利用して手を増やす
この手の話題で絶対に解決策として上がってくるのが「ファミサポ」「ベビーシッター」です。
ただ、ファミサポは激戦でなかなか提供会員とマッチングできない、プロでないから不安という意見もありますし、ベビーシッターは高額すぎて考えたこともない!という方も多いですよね。
私も通常ならベビーシッターなんて贅沢…となるところですが、国の支援策「ベビーシッター補助券」があります。
ベビーシッター補助券は、申請を出した従業員に会社から提供する形で利用できる、ベビーシッターの利用料を2,000円/時間補助してもらえる制度です。
- 一日2,000×2=4,000円分使える
- 一人当たり1日最大4,400円(2,200円×2枚)分、1ヶ月で最大52,800円分 1日2枚の利用で12日使える)



こんなの導入されてないってば…



ウチももともとなかったですが、人事担当の人・経理の長などに持ちかけてお願いしたら導入してくれましたよ!
企業の負担は1枚あたり70円なので、ベビーシッター補助券の利用で従業員がやめない・しっかり仕事をしてくれれば十分もとが取れます。
しかも福利厚生のアピールにもなりますから、むしろWin-Winで利用できる制度です。
会社のメリットもアピールしつつ掛け合うことで導入してもらえるかもしれませんので、興味が出た方は以下のページを見て下さいね。
もっと柔軟に対応できるようにしたいなら働き方の見直しも
会社が遠かったり、時短勤務が取れなかったりすると保育園の送り迎えは物理的に困難になりがちです。
そんなときは、フレックス勤務や時短勤務の条件の見直し、リモートワークへの切り替えも考えてみましょう。
実際に私もリモートワークの日は、保育園の送迎もかなり余裕を持ってできますし、ぐちゃぐちゃになった生活を少し見直す時間が取れました。



うちの会社にそんな素敵で今どきな制度、ないよ〜〜ただでさえ肩身が狭いのに



今いる会社で難しいなら、転職も検討の余地ありですよ!



時短勤務の転職って、かなり難しいんじゃないの? 今の会社で育休復帰できただけでもありがたいと思わないと



私もそう思っていました。でも、今は共働きがスタンダード。子育て中のママ向けの転職支援サービスがあります
保育園に子どもを預けるワーママの転職の相談なら、時短勤務特化の転職エージェント「リアルミーキャリア」がおすすめです。
私も実際に利用して時短勤務のままフルリモートワークの条件で内定を取得できました。
リアルミーキャリアは時短勤務やフルリモートワーク前提の求人だけを厳選した転職サービスです。基本的にほぼLINEだけで担当者との面談が進んでいきますので、横で子どもが騒いでいたり、会社の休憩中でも大丈夫です。
体験談は以下の記事で詳しく語っていますので、保育園送迎が大変過ぎてもう無理!!働き方変えたい!!という方はぜひ読んでみてくださいね。
時短勤務転職体験談:【ワーママ年収アップ実体験】転職のロードマップを簡単解説!
時短勤務専門転職支援サービス:リアルミーキャリア公式サイト
不満は「ルール決め」よりも「見える化」が解決する!物理的に難しいなら手を増やしたり働き方を見直したりしよう


共働き家庭における保育園送迎を快適に乗り切るには、日々の工夫と地道な対話が欠かせません。アンケートから見えてきたポイントは以下の通りです。
送迎の分担状況
- 「どちらか一人」が担当:約50%
- 「送り・迎えで分担」:約28%
不満の内容
- 「分担している家庭」のほうが不満を抱えやすい傾向あり
- 不満の声の多くは、心理的負担
- とくに仕事との両立の難しさ・協力の偏りが多い
工夫のポイント
- 柔軟な分担と情報共有(Googleカレンダー、TimeTree等)
- 送迎と他の家事・仕事を連動させたスケジューリング
- 保育園の場所や生活動線も見直し対象に
うまくいく家庭の特徴
- 「ルールで縛る」より「見える化で意識づけ」
- 感情面にも配慮した柔軟なやり取りがカギ
限界を感じたときの選択肢
- ファミサポやベビーシッターの活用
- 補助券の利用で金銭的な負担も軽くなります
- リモートワークやフレックス勤務、時短転職の検討
- 時短勤務特化のエージェントなども活用して柔軟な働き方を
家庭の状況はそれぞれですが、「不満をためこまない工夫」と「選択肢を知っておくこと」で、送迎の負担は軽くしていけます。 あなたの家庭に合ったスタイルを見つけて、明日も笑顔で過ごしていただけたら嬉しいです。
アンケート調査の概要
調査時期:2025年6月8日
調査対象:共働きで、保育園に通う子どもを養育している親
調査数:120名
調査方法:インターネットログイン式アンケート